メディカルフォトニクスとは
我々人類は「光」なくして生きられません。「光」は「ビッグバン」以来宇宙に存在し、生物はその起源から、光合成による現在の地球大気の形成にいたるまで、大いにその恩恵にあずかりながら繁栄を続けてきました。
一方、今から50年前の1960年に自然界にはない全く新しい光であるレーザーが発明されたことに加え、光ファイバーの実用化等を契機として、光技術はこの半世紀で大きく発展し幅広い分野で活躍の場を広げてまいりました。
医療や福祉技術の分野においても例外ではなく、光技術はエレクトロニクス技術やロボット工学、IT技術等との融合により『メディカル・フォトニクス分野』を確立し、多種多様な先進的技術・装置・デバイスを開発し、大きな成果を上げてまいりました。
少子高齢化社会に突入した21世紀の我が国はもとより、あらゆる国で、人間にやさしい無侵襲あるいは低侵襲なメディカル・フォトニクス技術はますますその重要性を増し、活躍の場を拡大するものと目されています。
そこで、1981年より月刊オプトロニクスの発行を中心に光技術の普及・拡大に努めてきた弊社では、メディカル・フォトニクス分野の重要性と大いなる可能性に期待し、本分野に特化した専門技術雑誌を創刊することにいたしました。
編集方針
■メディカル・フォトニクスを通して人間に幸せを与えるメディアを目指します。
■医療や福祉技術の向上に役立つフォトニクス関連記事をわかりやすく解説します。
■医工連携、産学連携の推進に役立つ記事を毎号掲載します。
■光医療ビジネスに関する最新情報をお届けします。
■インターネット等とのメディアミックスを行い、よりビジュアルに、よりわかりやすく解説いたします。
編集体制
■編集委員長
岡田 昌義(大阪府済生会中津病院)
■編集委員(50音順)
大島 進(株式会社トーメーコーポレーション)
小澤 俊幸(大阪市立大学)
金田 明(K.C.L.)
菊地 眞(公益財団法人医療機器センター)
下村 嘉一(近畿大学)
白木 邦彦(大阪市立大学)
高柳 修平(高柳企画)
橋新 裕一(近畿大学)
山下 豊(浜松ホトニクス株式会社)
収録対象範囲
■診断・検査・測定装置
内視鏡・カプセル内視鏡、ロボット内視鏡、光バイオプシー診断(光CT、分光分析装置)
各種画像診断装置、各種医用顕微鏡、血流計測装置、酸素モニター、蛍光診断装置
PET、血糖値センサ
■治療・先端医療装置・デバイス
レーザー近視治療、光凝固療法、レーザー歯科治療、レーザーあざ治療
レーザー各種外科治療、レーザー癌治療、光照射療法、各種医用レーザー
人口視覚チップ、眼内レンズ、レーザー加速粒子線治療装置、ユビキタス先端医療装置
遠隔治療システム、太陽光利用治療システム
■周辺機器・システム、研究・実験機器
光ドラッグデリバリーシステム、人体モデル設計用光造形装置、光造影剤
医療用照明装置、CCDイメージセンサー、光ファイバー、ダイクロイックミラー
光バイオテクノロジー、研究用各種レーザー、コンピュータソフト、医用データベース
体裁・定価
■A4判変形
■季刊(年4冊)
■税込価格 525円(4冊2,100円、税込)
発行所
株式会社オプトロニクス社
〒162-0814 東京都新宿区新小川町5-5 サンケンビル1F
TEL 03-3269-3550 FAX 03-3269-2551
E-mail:medical@optronics.co.jp
発行人:上野 直樹
広 告:根岸 悟
編 集:加納 久裕
制 作:愛知 俊弘/長村 佳恵
販 売:緒方 秀正
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